ついにMusicBeeで漢字をよみがな順にソートできるようになった!!!
愛用しているWindowsの音楽管理ソフト、MusicBee。
iTunesと比べても遜色ないどころか、むしろ勝っている点も多く、かれこれ数年PCの中のメインソフトとなっています。
そんなMusicBeeですが、一つだけとてつもない大きな欠点がありました。
それは、「漢字をよみがな順にソート (並び替え) できないこと」。
上の画像は、カラムブラウザでアルバムアーティストを表示させた状態ですが、五十音順がメチャメチャになって並んでいるのがわかるかと思います。
これは文字コードと呼ばれるものを元に整列していることが原因で起こるいわば日本語の宿命のようなもので、WordやExcelでも同じような現象に遭遇することがあります。
[画像2]
iTunesでは、これを回避することができました。
仕組みとしては、音楽ファイルの中に記載された「読みがな」と呼ばれるタグを適用することで、表面上は漢字に見せつつも内部ではあいうえお順に並び替えるということを行っていたわけです。
そして先の通り、MusicBeeはこの機能に対応していませんでした。最近までは。
そう!ついにMusicBeeでもiTunesと同様に、漢字のアーティストを読みがな順に並び替えることができるようになったのです!
このように、しっかりと五十音順に並び替えることができました。
設定方法は簡単です。
設定画面の「ソート/グループ化」タブから、「個々のアーティスト、作曲者、アルバム用のカスタムソート値を設定」にチェックを入れるだけ。
「更新」をクリック
「適用」もしくは「保存」をクリック。
これで、ファイルに書き込まれた「読みがな」タグを元に、MusicBeeが並び替えをしてくれるようになります。
バージョン3,2あたりから実装された機能のようです。
いやー、やっぱり綺麗に並ぶと気持ちがいいですね。
少し専門的な話
iTunesとMusicBeeで相互利用はできるか
※以下加筆中 (2019年10月1日現在)
さて、この記事の内容は以上で終了なわけですが、ここからは少し専門的なことを調べていきたいと思います。
まず一つ目は、iTunesとMusicBeeで設定を併用できるのかどうか。
具体的に言えば、MusicBeeで読みがなを設定した時に、それがiTunesでも反映されるかどうかを知りたいわけです。
私は、ソフトやサービスを使用する際には、必ず「これが開発停止や終了しても、他のものに乗り換えることが容易だろうか」と考えながら使用しています。
一つのサービスに依存するのはなにかあった際に危険ですし、いくつかの手段があった方がいざというときに安心なのは言うまでもありません。
MusicBeeにしても例外ではなく、もしかしたら突然開発が停止する可能性もあります。
そうなった際に、今までコツコツと設定していたデータが互換性のないものだったら・・・
ということで、実験です。